トップオープンスーツケース(キャリーケース)は、
「上が開いて便利そう」という印象を持たれやすい一方で、
通常タイプと比べて自分の使い方に本当に合うのかが判断しづらい製品でもあります。
上が開くという違い自体は分かっていても、その違いが実際の移動の中でどの程度意味を持つのかは、使い方によって大きく変わります。
この記事では、トップオープンと通常タイプのキャリーケースについて、機能の良し悪しではなく、実際の行動や使い方の違いから整理します。
通常のキャリーケースで、荷物を取り出すのが面倒だと感じた瞬間
通常タイプのキャリーケースは、中の荷物を取り出せないわけではありません。
ただ、
「今はやめておこう」
と行動を後回しにしたことがある人も多いのではないでしょうか。
スペースを作り、倒して、開けて、また元に戻す。
その一連の動作を想像しただけで、取り出す気が失せてしまう瞬間です。
この「使えない」ではなく
「使う気が起きない」感覚に心当たりがあるかどうかが、
トップオープンの違いを実感できるかどうかの分かれ目になります。
新幹線や移動中に「出し入れが面倒」と感じたことはないだろうか
トップオープンの価値がはっきり出るのは、移動中に「出す」「入れる」が発生する場面です。
取り出しやすさだけでなく、入れやすさも含めて違いが表れます。
乗車後に、飲み物や小物をすぐ取り出したくなった
新幹線や長距離移動では、席に着いてから飲み物や小物を取り出したくなることがあります。
通常タイプのキャリーケースでは、本体を倒して大きく開ける必要があり、結果として諦めてしまうことも少なくありません。
トップオープンであれば、立てたまま必要なものだけを取り出せます。
移動中に買った飲み物や小物を、すぐしまいたかった
駅構内や売店で飲み物を買ったあと、手に持ったまま移動するのが煩わしく感じる場面もあります。
通常タイプでは、しまうために立ち止まって開ける必要があり、結局そのまま持ち続けることになりがちです。
トップオープンであれば、立てたままそのまま収納できるため、
手荷物を増やさずに移動できます。
ちょっとした買い物を何度か繰り返すことが多い
移動中に少量の買い物を繰り返す人にとっては、その都度袋を持つこと自体がストレスになります。
トップオープンは、こうした一時的に増えた荷物の仮置き場所としても使えます。
結局、移動中にキャリーケースを一度も開けなかった旅行も多い
一方で、移動中にキャリーケースを一度も開けず、宿泊先に着いてからまとめて荷物を出し入れしていた旅行も少なくありません。
移動中はリュックやサブバッグだけで完結し、キャリーケースは「運ぶための箱」として使っていた、というケースです。
この使い方が中心であれば、トップオープンである必要性を感じる場面はほとんどありません。
荷物を詰めるとき、何を優先するかで評価は変わる
キャリーケース選びでは、出し入れのしやすさよりも、収納量や詰めやすさを重視したい人もいます。
また、衣類やお土産をまとめて詰めたい場合や、効率よく荷物を収めたい場合には、構造がシンプルな通常タイプの方が扱いやすいと感じることもあります。
どちらが正解という話ではなく、
重視する評価軸が違うだけです。
この軸をどう考えるかによって、向いているタイプは自然と分かれてきます。
この不便さが気になるかどうかで、向いているタイプは分かれる
トップオープンが合うかどうかは、機能の良し悪しではなく、
感じている不便さの質で決まります。
トップオープンのキャリーケースが向いている人
- 移動中にキャリーケースの中身を出し入れすることが多い
- 飲み物や小物、ちょっとした買い物をその都度しまいたい
- 手荷物が増えがちで、身軽に移動したい
- 通常タイプの「開けるのが面倒」という感覚に心当たりがある
通常タイプのキャリーケースで十分な人
- 移動中はほとんどキャリーケースを開けない
- 荷物の出し入れは宿泊先でまとめて行う
- 収納量や詰めやすさを重視したい
- キャリーケースは運搬用と割り切って使っている
自分の普段の行動に当てはめて、どちらが合うかを考える
普段の行動パターンを基準にトップオープンスーツケースの向いているか判断しましょう。
行動チェック
- 移動中によく飲み物を買い、こまめに飲む
- 手荷物が増えがちで、早くしまいたいと感じる
- 駅や売店で少量の買い物を何度か繰り返す
- 袋や紙袋を手に持ったまま移動するのが煩わしい
これらに当てはまる場合、キャリーケースを「移動中にも使う前提」で考える方が自然です。
一方で、これらにほとんど当てはまらない場合は、通常タイプで不便を感じることは少ないでしょう。
まとめ
トップオープンスーツケース(キャリーケース)は、「便利そうかどうか」ではなく、
その違いを使う場面が自分にあるかどうかで選ぶものです。
移動中の出し入れや、手荷物を増やさずに行動したいというニーズがあるなら、トップオープンは実用的な選択になります。
一方で、移動中はほとんどキャリーケースを触らないのであれば、通常タイプで十分です。
この記事が、自分の使い方に合ったキャリーケースを選ぶための判断材料になれば幸いです。
コメント