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サテライトオフィスCMの女優は篠崎愛|そもそも何の会社?クラウド・AIのサービスを解説

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「クラウドのことなら、サテライトオフィス!」

テレビやTVerなどで繰り返し流れるCMを見て、出演している女性と同じくらい「サテライトオフィスって何の会社?」と気になった人もいるかもしれません。

CMに出演しているのは、グラビアやタレント、歌手として活躍する篠崎愛さんです。

そしてCMの「サテライトオフィス」は、株式会社サテライトオフィスという、企業向けのクラウドサービスやAI導入を支援している会社です。

2026年のCMでは「クラウド」に加えて「AI」も大きく打ち出されるようになりました。何度も耳にするCMのフレーズをたどっていくと、この会社が今どこに力を入れているのかも見えてきます。

目次

サテライトオフィスCMの女性は篠崎愛

サテライトオフィスのCMに出演している篠崎愛さんは、1992年生まれのタレントです。

2006年に14歳でグラビアデビュー。歌手やテレビ出演など活動の幅を広げ、2020年からサテライトオフィスのCMに出演しています。

2026年になっても起用は続いており、現在公開されているCMには、

  • AIを訴求する15秒版
  • クラウドを訴求する15秒版
  • クラウド+AIを訴求する30秒版

があります。

2023年にはバスケットボール、バレーボール、卓球、野球といったスポーツを取り入れたCMも制作されており、内容を変えながらシリーズが続いてきました。

サテライトオフィスって何の会社?

社名だけを聞くと、テレワーク用のオフィスを運営する会社にも見えます。

実際はまったく違います。

株式会社サテライトオフィスは1998年設立。Google Workspaceをはじめ、Microsoft 365、LINE WORKSなど、企業で使われるクラウドサービスの導入や運用を支援している会社です。

単にライセンスを販売するだけではなく、

導入前の相談

ライセンス販売

導入支援

機能の追加・カスタマイズ

導入後のサポート

までをまとめて提供しています。

公式サイトでは、Google Workspace、Microsoft 365、LINE WORKSなどを含むクラウド関連サービスについて8万社以上の導入実績を掲げています。

「クラウドのことなら、サテライトオフィス」というCMのフレーズは、単なるキャッチコピーではなく、そのまま会社の事業内容を表しているわけです。

GoogleやMicrosoftのサービスを「会社で使える形」にする

Google WorkspaceやMicrosoft 365は、すでに多くの企業で使われています。

Gmail、Googleドライブ、Teams、Outlookなど、個別のサービス名なら聞いたことがある人も多いでしょう。

ただ、企業に導入するとなると、契約するだけでは終わりません。

社員のアカウント管理、アクセス制御、社内申請、セキュリティ、組織変更への対応など、会社ならではの運用が必要になります。

そこでサテライトオフィスが提供しているのが、導入支援と独自のアドオンツールです。

たとえば、

  • ワークフロー
  • ポータルサイト
  • 掲示板・回覧板
  • 組織アドレス帳
  • 勤怠管理
  • クラウドCRM
  • シングルサインオン
  • セキュリティ関連機能

などがあります。

Google Workspaceなどのクラウドサービスをそのまま使うのではなく、日本企業の社内業務に合わせて機能を足していくところが、サテライトオフィスの特徴のひとつです。

公式サイトでは40種類以上のアドオンツールを提供しています。

2026年のCMでは「AIのことなら」も前面に

以前からCMを見ている人なら、最近「クラウド」だけでなく「AI」という言葉が増えていることに気づくかもしれません。

2026年のCMでも、「クラウド」と「AI」の2つが大きなテーマになっています。

これはサテライトオフィスの事業自体が、生成AIの企業導入へ広がっているためです。

現在は「Sateraito.AI」として、Gemini、ChatGPT、Claude、Azure OpenAIなどを企業で利用するためのAIソリューションを提供しています。

個人がChatGPTを使う場合とは違い、会社で生成AIを利用するとなると、

「社員が入力した情報はどう扱われるのか」

「機密情報を入力してしまわないか」

「誰がAIを使えるのか」

「社内文書をAIに検索させたい」

といった管理上の問題が出てきます。

サテライトオフィスでは、こうした企業利用を意識したAIサービスを展開しています。

「AIボード」は企業向けに生成AIをまとめて使う仕組み

その中心的なサービスのひとつが「サテライトAI・AIボード」です。

ChatGPT系だけに限定せず、GeminiやClaude、Azure OpenAIなど複数のAI・LLMに対応しています。

さらに、企業で利用することを想定して、

  • 利用ユーザーの制限
  • 利用ログの管理
  • AI側への学習を抑制する設定
  • 禁止キーワード
  • 社内文書を利用したRAG
  • Google WorkspaceやMicrosoft 365とのログイン連携

などの機能が用意されています。

普段使っている生成AIを、会社側で一定のルールを設けながら利用できるようにするイメージに近いでしょう。

Google Chat、Teams、Slack、LINE WORKS、ChatworkからAIへ質問できる「社内チャットAI」も提供されています。

サテライトオフィスが以前から扱ってきたクラウド環境の中へ、そのままAIを組み込もうとしていることが分かります。

なぜBtoB企業がテレビCMを展開するのか

ここまで事業内容を見ると、少し不思議な点も出てきます。

サテライトオフィスの商品は、一般消費者が店頭で購入するようなものではありません。一般消費者向けというより、企業や教育機関などの法人・組織を主な対象とするサービスです。

それなのに、テレビや動画広告など一般の人が目にする場所でCMを展開し、篠崎愛さんを長く起用しています。このCMについては、興味深い検索データがあります。

2023年に東洋経済オンラインが紹介したYahoo! JAPANの「DS.INSIGHT」のデータでは、2022年9月に「サテライトオフィス」と検索した人の男女比は7対3で男性が多く、40代と50代が51%を占めていました。

一方、「篠崎愛」と検索した人も約8割が男性で、40代と50代が51%。

両者の属性がかなり近かったことが分かっています。

さらに「サテライトオフィス」を検索した人が前後に調べていたワードでは「篠崎愛」が突出して多く、「サテライトオフィスとは」「サテライトオフィス CM 女優」といった検索も見られました。

こうしたデータを見ると、CMをきっかけに出演者が気になり、「篠崎愛」や「サテライトオフィス」と検索する動きが生まれていた可能性が高そうです。

少なくとも、検索上では「サテライトオフィス」という企業名と「篠崎愛」が強く結びついていたことが分かります。

BtoB企業の広告として見ると、かなり興味深い動きです。

CMで細かいサービスを説明しない理由

サテライトオフィスが扱っているサービスを見れば分かりますが、とても15秒のCMですべて説明できる内容ではありません。

Google Workspace、Microsoft 365、LINE WORKS、セキュリティ、ワークフロー、生成AI、RAG

これをCMで細かく説明しても、初めて見る人にはほとんど伝わらないでしょう。

そこでCMでは、サービスの細かな機能よりも、

「クラウドのことなら、サテライトオフィス」

という会社名と得意分野を繰り返し伝えています。

2023年には「AI」をテーマにしたCMも登場し、2026年のCMでも「クラウド」と並んで「AI」が大きな柱になっています。

篠崎愛さんが歌ったり動いたりする映像と一緒に社名を繰り返すことで、まず「サテライトオフィス」という名前を覚えてもらう。

必要になったときに検索してもらえば、その先で詳しいサービス内容を説明できます。

CM単体で商品を売るというより、会社名を覚えてもらい、検索につなげる広告として見ると分かりやすくなります。

「篠崎愛」から会社を知る人がいてもいい

企業向けITサービスの広告というと、機能や導入効果を前面に出した堅いCMを想像しがちです。

サテライトオフィスはかなり違います。

篠崎愛さん。

歌。

ダンス。

スポーツ。

そして社名の繰り返し。

ITサービスらしさより、「何だか気になる」を優先したような作りです。

結果として実際に「サテライトオフィス CM 女優」と検索する人が現れ、その先で篠崎愛さんだけでなく会社名まで知られることになりました。

女優が気になって検索した人が、そこで初めて「Google WorkspaceやMicrosoft 365の導入を支援している会社なんだ」と知る。

BtoB企業への入口としては、少し変わっています。

ただ、認知されなければサービス内容を知ってもらうこともできません。

篠崎愛さんを入口にする広告は、その最初の壁を越える役割を担っているのでしょう。

サテライトオフィスはクラウドからAIへ広がっている

サテライトオフィスは、Google Workspaceなどのクラウド導入支援を長く手がけてきた会社です。

現在はMicrosoft 365やLINE WORKSなども含め、企業が利用するクラウドサービスと、その機能を拡張するアドオンを幅広く扱っています。

さらに2026年は、生成AIの企業活用が以前より前面に出ています。CMでも、従来の「クラウド」に加えて「AI」を継続的に訴求するようになっています。

篠崎愛さんの起用は変えず、その後ろにあるサービス内容が時代に合わせて変わってきました。CMを見て「サテライトオフィスって結局何の会社?」と思ったなら、現在は、企業のクラウド導入・運用から生成AI活用までを支援しているIT企業と考えると分かりやすいでしょう。

何度も流れる篠崎愛さんのCMは、その会社を知ってもらうための入口になっています。

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