【虐殺ハッピーエンド】の結末はどうなる？最終回までのネタバレ・考察や全巻無料で読む方法

「虐殺ハッピーエンド」登場人物

草壁真琴

本作品「虐殺ハッピーエンド」の主人公
妹の治療費を払うために、アルバイトを掛け持ちするなど日々働いていたが、父親に治療費を使い込まれ挙句、暴力を受け家を飛び出る。
将来に絶望し、
「未来には絶望しか待っていないなら、僕と詩織に明日なんか来なければいい！」
と神社で吐露したことを境に、同じ日を繰り返すようになる。
詩織も同じ日を繰り返すことがわかり、このまま時間が過ぎると詩織の病状だけが悪化してしまうと判明。

草壁詩織

真琴の妹。
意識が戻らず1ヶ月入院。移植手術が必要でドナーを見つけることが必要で長くて2ヶ月と宣告されている。
いつも元気で何があっても笑っていた。真琴とは正反対。詩織がいたから真琴は耐えてこられた。

新庄弥生

真琴の幼馴染で真琴が幼稚園のころから側でずっと見ていた。
真琴が殺害した事件のの第一発見者となり、事情聴取を受けた際に真琴が殺害現場の資材置き場から自転車で走り去るところを目撃する。
警察にそのことを話したことにより、真琴に殺害容疑が向けられるようになる。
その後も真琴のことを気にかけ、真琴に近づいていくことで、事件に巻き込まれていくようになる。

片桐千春

メガネ、三つ編みの気の弱そうな女子。
両親が中3のときに離婚。それ以来母親と二人暮らし。
母親は男をとっかえひっかえ家に連れ込み、千春に無関心な状態。千春はそんな母親の態度に傷つき、なんとか母親に振り向いてもらいたくて勉強をがんばるが、ストレスがたまり、万引きをしてしまうが、万引きをするところを見られたことをきっかけにテストの答案を盗むように指示されるなど、いじめを受けるようになる。

いじめはエスカレートしていき、千春はいじめを行っていた沢ノ井らにレイプされる。
真琴はその現場を目撃、殺害の対象者として沢ノ井を殺害する。千春は真琴の殺害を目撃するが警察には言わず、母親が交際している「棚橋」を殺すことを真琴に頼むことを決意する。

九十九警部

真琴を追いかける刑事。
アイスに七味をかける、ステーキに練乳をかける、アイスにさしみ醤油をかけるなど、かなりの偏食家。
真琴の第一の殺害の際に、現場に落とされていたお金の入った病院の封筒から、真琴に容疑を向けるようになる。

水野刑事

九十九警部の部下。
九十九警部の下で働いている。九十九警部の行動に呆れながらも、信頼を寄せている。

漫画『虐殺ハッピーエンド』1巻 あらすじ・ネタバレ・感想

主人公の草壁真琴(くさかべまこと)には、草壁詩織(くさかべしおり)という入院中の妹がいます。
妹の詩織は重い病気で2ヶ月の余命宣告を受けていました。
詩織を助けるためには移植手術を行うしかなく、ドナーが現れるのを待っている状況でした。
真琴は入院費用や治療費のために新聞配達をしてお金を稼いでいました。
母親は5年前に失踪しており、父親は自暴自棄になり、毎日酒を浴びるように飲んでいます。

ある日、いつものように真琴が家に帰ると、父親が仲間と酒盛りをしており、その横には入院費用が入っていたはずの封筒が。真琴は貯めていたはずの入院費用がないことに気づきます。
父親が酒代のために勝手に使ったのでした。真琴は父親に激しく怒りをぶちまけます。
父親はそんな真琴に対して暴力をふるい、『妹はどうせ死ぬのだから治療費は必要ない』と言い放ちます。
真琴は家を飛び出します。近所の神社まで辿り着いた真琴は、自分の境遇を嘆き、
『もうたくさんだ！こんな毎日が続くなら、未来に絶望しか待っていないなら、僕と詩織に明日なんか来なければいい』
と叫びます。

その夜、真琴のもとに電話が。詩織にドナーが見つかったとの知らせでした。
真琴は神様に自分の思いが届き、ドナーが見つかったのだと思いました。
希望を取り戻した真琴は、入院費を稼ぐために頑張ろうと違います。

翌日、真琴はバイト先で昨日と同じことが起きていることに不思議がります。その夜、日付が変わる瞬間に周りの景色が1日前の状態に戻り、自分がタイムリープをしていることに気づきました。

ドナーが見つかった出来事も、まだドナーが見つかっていない状況に戻っていました。
ですが、詩織の病状が急激に進んでいると病院から告げられます。真琴は自分と一緒に詩織もタイムリープしており、このまま日付が変わらずに放っておくと、詩織の残された時間だけが進み続け、死に至ることを察知します。

タイムリープの原因を探るために、真琴は前日に行った神社に訪れます。そこで偶然バイト先の脇田と遭遇します。
金に困っていた脇田は真琴に金をせびり、真琴が持っていた詩織の入院費用を奪い取ろうとします。
逆上した真琴は脇田を殺してしまいます。
その夜、真琴は脇田を殺してしまったことに、動揺し怯えていましたが、翌日タイムリープが発生せずに日付が進んだことに気づきました。

真琴は見つけたタイムリープを解除するためのルールは
「1日1人、人を殺さなければいけない」でした。

漫画『虐殺ハッピーエンド』2巻 あらすじ・ネタバレ・感想

近所に住む幼馴染の新庄弥生が何気なく警察にもらした証言で、殺害現場付近にいたことを警察に知られ、疑いをかけられる真琴。
殺人を犯さなければ、同じ日に戻ってしまうというタイムリープの仕組みを利用してアリバイを作り出し、まんまと警察の捜査の手を逃れることに成功します。

しかし、最初の殺害を行ったときに片桐千春に目撃されていました。
片桐千春は真琴の犯行を黙っている代わり自分の母親を助けてくれるように真琴に告げます。
片桐の母親は最近知り合った男に覚醒剤をやらせれ、中毒状態になっていました。片桐千春はそんな母親を助けたいと思い、真琴に力になってもらえるようにお願いしたのでした。
その願いとは、真琴にその男を殺害してもらうということでした。

漫画『虐殺ハッピーエンド』3巻 あらすじ・ネタバレ・感想

真琴を気遣う弥生。そんな弥生に嫉妬する片桐。真琴を自分だけのものしたい片桐は弥生を殺害しようと試みます。
真琴は片桐の手から弥生を守るために、タイムリープを駆使して弥生の命を救います。
真琴は弥生とこのまま一緒にいると弥生の身に危険が及ぶと感じ、弥生のもとを離れ、片桐と行動を共にすることを決意します。
ですが、片桐はそんな真琴を裏切り、弥生を殺そうとします。
真琴は片桐の行動に激怒し、片桐に馬乗りになると、顔面めがけて石を振り下ろすのでした。

漫画『虐殺ハッピーエンド』4巻 あらすじ・ネタバレ・感想

九十九警部はタイムリープに気づき真琴を追い詰めます。
ですが、真琴は冷静にタイムリープを使って窮地を逃れます。

九十九警部の手から逃れ、家に戻った真琴は父親が妹の生命保険を当てにしていたことを知り激高します。また父親から妹と血が繋がっていないことを知らされショックを受けます。
憎しみは５年前に失踪した母親にも向けられ、母親を探し出して報いを受けさせようと決意します。

母親を探して斗見夜町(とみよちょう)に訪れた真琴の前に相沢加奈(あいざわかな)という女性が現れました。
この相沢加奈は探していた母親の娘、つまり真琴の実の妹ということが判明します。

漫画『虐殺ハッピーエンド』5巻 あらすじ・ネタバレ・感想

九十九警部は真琴のタイムリープの真実を暴くために、真琴と加奈に24時間後に開放すると宣言して、倉庫に監禁します。
ですが、その日にまだ殺人を犯していない真琴にとっては、タイムリープによって永遠に倉庫の中で同じ日を繰り返さなければいけないということを意味していました。

真琴は体を傷つけながらも、なんとかして倉庫の扉を開こうとします。ですが、0時を過ぎると壊した扉も全て元の状態に戻ってしまいます。
身体が傷つき、何度もタイムリープを繰り返すことで衰弱して、気力を失っていく真琴。

そのころ、とある病院で顔面に大怪我をして担ぎ込まれていた女性が目を覚ましました。
顔面が大きく変形していたその女性は真琴に殺されたはずの片桐千春でした。
片桐は当直の医者を殺害して、真琴の元に向かいました。

漫画『虐殺ハッピーエンド』6巻 あらすじ・ネタバレ・感想

ゴルフサークルのコンペで新入生の女性を泥酔させレイプする集団がいました。
リーダー格の竹原は金持ちの息子で、別荘に新入生を連れ込んでは薬漬けにして、繰り返しレイプを行っていました。
真琴にとって竹原は殺害相手としてうってつけの存在でした。

竹原の別荘地に赴き、殺害を試みる真琴ですが、逆に竹原に見つかり監禁されてしまいます。
真琴がタイムリープをして、1日をなかったことにできることを知った竹原は、暴虐の限りを尽くすのでした。

一方、収容された病院から抜け出した片桐千春。真琴の持っている片桐の携帯に電話をかけると弥生が電話に出ます。真琴と弥生が一緒にいることを知った片桐は、弥生を殺すために弥生の元に向かいます。
弥生も真琴がいなくなったことで真琴を探している状態でした。
真琴が竹原に連れ去られたことを知り、竹原の別荘に向かいます。隙を見て真琴を助けるために、竹原に襲い掛かる弥生でしたが、竹原の抵抗にあいました。
竹原は弥生を追い詰め、真琴の前で弥生をレイプをしようとします。

漫画『虐殺ハッピーエンド』7巻 あらすじ・ネタバレ・感想

警察に逮捕された真琴は取り調べをうけることになります。
九十九警部は真琴がタイムリープをすることを仲間の刑事に証明しようとします。
殺人を犯さなければ、1日前に戻るというところまで突き止めていた九十九警部は真琴を取調室に拘束することで目の前でタイムリープがおこさせようとしました。
真琴は竹原の別荘で竹原の仲間が1日ごとに死ぬように時限付きの装置を使って巧みに難を逃れます。

真琴は開放され、九十九警部には強引な捜査が元で逮捕状が出ます。
ですが、九十九警部は最後の手段として『病院に爆弾を仕掛けた』と嘘をつきました。
そうすることで入院中の詩織が避難のために別の病院に移送されることを狙ってのことでした。
移送中にタイムリープが起これば、詩織が外に放り出され死んでしまうような状況を作ります。

他の警官がいる状況で九十九警部は自分を殺してタイムリープを回避させないと詩織が死んでしまうと真琴を脅迫します。
真琴は仕方なく、他の警察の目の前で九十九警部を殺害しました。
このことで、九十九警部が言っていたように、真琴が殺人犯であることが明らかになったのでした。

完結　最終巻 漫画『虐殺ハッピーエンド』8巻 あらすじ・ネタバレ・感想

タイムリープの本当の解決法を知るために真琴はある場所にある神社にたどり着きます。
そこでタイムリープの原因、タイムリープを終わらせるためには何をすべき、という答えを見つけることができました。
タイムリープを終わらせるために、真琴は相沢加奈に会い、彼女に襲い掛かります。

漫画『虐殺ハッピーエンド』が好きな方にオススメ ?グロ系マンガ

「虐殺ハッピーエンド」をこれから読もうとする方、読み終わった方に向けて、おすすめの漫画を紹介します。

カラダ探し

小説投稿サイト「エブリスタ」で話題を集めた携帯小説で2014年に漫画化。
2022年には橋本環奈の主演で映画化もされました。あらすじ
友人の遥から「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち。
すべてのカラダを見つけない限り、永遠に同じ日が繰り返され、何度も“赤い人”に殺される

シグナル100

宮月新原作、近藤しぐれ作画
学級崩壊したクラスの生徒たちが担任教師によって特定の行為をすると自殺するよう、
後催眠暗示[注 3]をかけられたことで、生き残りをかけて極限状態に陥っていくサスペンス作品。「自殺暗示催眠」によって『歩く』『食べる』『笑う』『泣く』といった当たり前の行為をトリガーに自殺をしてしまう。
生き残りをかけた絶望デスゲームがはじまる。

小悪魔教師サイコ

三石メガネの小説が原作。合田蛍冬が作画美人の新米教師・葛西（かさい）先生が赴任。
このクラスは前任の担任が生徒からのいじめにより自殺未遂を図り入院していた。
「私が教師になったのは、生徒を幸せにするため」とほほ笑む彼女に、いじめっ子たちの陰湿な嫌がらせが始まる。

マザーパラサイト

赤ちゃんの頃に親に捨てられ、施設育ちの三木涼太は多くの母親の元を渡り歩いていました。
より理想に近い母親が見つかると、今の母親を捨てて、どんな手段を使っても狙った母親に寄生していきます
究極の母親を探すサイコ・サスペンス

食糧人類

高校生の伊江と友人のカズは帰宅中に誘拐される。
目を覚ました伊江は目の前で丸々と太った人間の死体が解体される場面でした。
伊江は人間の飼育場で出会った山引、ナツネとともに異様な施設からの脱出を図ります。

漫画『虐殺ハッピーエンド』が好きな方にオススメ ?タイムリープ系マンガ

サマータイムレンダ

2022年4月にアニメ化。
幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、2年ぶりに故郷に戻った網代慎平は葬儀に参列します。
そこに居合わせた親友の話では潮の死には不可解な点があり、他殺の可能性があるということでした。
日都ヶ島に昔から伝わる「影」の存在を知った慎平は「影」の思惑に巻き込まれていきます。

僕だけがいない街

青年漫画家の藤沼は「時間が巻き戻る」という特別な症状をもっていた。
藤沼に待ち受けるのは輝く未来なのか？それとも…。
タイムリープサスペンスの最高峰と呼び声も高い本作品。

原画　向浦宏和の作品

カジテツ王子

浅野辰也・25歳・大学中退・家事手伝い＝ニート。暴走癖が災いして履歴書すらまともに書けない辰也とおかしな家族のメチャメチャな日常。暴走ニートギャグ!